2009年12月02日

企業を高めるブランド戦略

田中洋著 お勧め度☆☆☆☆

MBAでのマーケティング論の中にブランド論も入っていましたが、専門的に深くやらなかったので、この本からいろいろ学びがありました。
マーケティングの専門家には物足りない内容でしょうが、初心者が「ブランド戦略って何?」というのを短時間で学ぶにはいい本だと思いました。

抜粋
・ブランド価値マネジメントとは「長期的に売れ続ける環境を作り出す」こと

・マスに頼らない3プロモーション法
「重要なキーパーソンにコミュニケーションを集中させる」
「新プロモーション手段を開発」
「店舗のような直接顧客と触れ合う場所を最大限に活用する」

・優れたブランドであるほど、製品カテゴリーとは関係ないポジショニングを取ることが可能
・伸びると見られているチャネルは多くの場合、取引条件が厳しい

・われわれがモノを見るときは、ナマの事実ではなく、常に何かの知識や期待を持ってモノを見ている
・アンケートでは「言いやすい」属性を重要なものとして挙げるというバイアスがかかる

・キッコーマンは醤油メーカーのワインというイメージを消すため新ブランド「マンズワイン」を立ち上げた
・スターバックスには「店内で自分が見たくない人達を見ないでもすむ」からという来店理由もある


次はアーカーさんの本でも読むか...

posted by けん at 11:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

ロボットと暮らす

大和信夫著 お勧め度☆☆☆☆

さすがロボット・ベンチャーを立ち上げ、さらに監督としてロボカップ世界大会で優勝を勝ち取った人だけに、四六時中ロボットのことを考えているんだなあというのが ひしひしと伝わる内容でした。更にアイデアを膨らませる材料も豊富に提供されていると感じました。

抜粋
「便益」
・RFIDを読んで、家の中の探し物を見つけてくれる
・話さない盲導犬の代わり
・秘書ロボット
・デジタル・ディバイド対策にも

「セキュリティが重要」
・ロボットそのものが盗みの対象
・家政婦ロボットの誘拐で個人情報が漏れる
・家族間でも、情報開示設定を変えられるように

「その他雑学」
・ルンバの動きは昆虫のアルゴリズム
・生き物らしさは、同じように動かすことでは再現できない
・人に似せていくある段階で、あたかも動く死体のように見える段階に至る
・アシモに近づいて初めて恐怖を覚えた人もいる。欧米人は日本人よりロボットへの警戒心が強い。



posted by けん at 18:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

人を動かす

D・カーネギー著 お勧め度 不明

名著であることは百も承知なんですが、何故か素直に読めませんでした。「これはあなただからできたんじゃ?」とか「ちょっと決め付け過ぎない?」と思ってしまう箇所がいくつかあって、ひっかかってしまいました。もちろん参考になる部分は多々あるんですけど。

抜粋
・人はたとえ自分がどんなに間違っていても決して自分が悪いとは思いたがらない
・他人のあら探しをしても、相手はすぐさま防御体制を敷いて なんとか自分を正当化するから 何の役にも立たない
・相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動する

・客は自分で買いたいのであって、売りつけられるのはいや
・相手の関心を引こうとするよりも、相手に純粋な関心を寄せるほうが はるかに多くの知己を得られる
・快活さを失ったら、いかにも快活そうにふるまい 快活そうにしゃべること

・会社というものは大きくなればなるほどつめたくなる
・議論に負けても、その人の意見は変わらない
・人を説得したければ、相手に気づかれないようにやる

・自分が犯した誤りを認める勇気には、ある種の満足感が伴う
・人をごまかすような人間でも、相手に心から信頼され 正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正なことは出来ない
・ほめられた後では、苦言もたいして苦く感じない


もっと素直に読めるようになってから、読み直したいです。

posted by けん at 07:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

催眠術のかけ方

林 貞年著 お勧め度☆☆☆

催眠術をビジネスに応用している人が居る(著者のことではありません)と聞いて、興味本位で読んでみました。催眠術というと、何かあやしい匂いがプンプンしますが、著者も書いているように催眠術は心理学の一分野なので「心理学を使ったマーケティング」とかいうと若干抵抗感が減るのかなあと思います。実際、読んでみて心当たりのあるマーケティング手法が出てきました。

抜粋
催眠とは
・過去にとらわれず、未来に怯えない心の状態
・無意識が興味を持って集中している状態
・催眠術は無意識に対する教育

技術
「ダブルバインド」
相手に選択させながらゴールにたどり着かせる

「モデリング」
催眠術にかかった人を見せると、見せられた人もかかりやすくなる
(顧客の声などを載せる広告もこの一種だと思われます)

「カウントダウン」
人間は数を数えるとリラックスする。被験者に500からカウントダウンしてもらう。

「催眠導入は意識を内側に向ける」
人間の意識は、内と外に周期的なリズムを踏む

「刺激の遮断」
人は欲しいものがなくなると自分の中に探す

「抵抗する人には逆にその抵抗を利用する」
「かかりにくい人はかかるとスゴイですよ」と言う

「深く息をする瞬間が暗示がかかりやすい」
「催眠術のかけ方を覚えるにはリードのコツを覚えること、暗示文の暗記では駄目」
「直射日光は避ける」

「リードシステム(感覚タイプ)を知って、それに合わせた会話をする。」
リードシステムの見分け方
「昨日何をたべましたか?」と聞いて、視線を追う
視覚タイプは目線が上
聴覚タイプは目線が右斜め下
触覚タイプは左下

また相手の話にどの感覚を用いた言葉が多いかを考える。


悪意のある催眠商法(マインドコントロール)まで行くと犯罪ですが、軽い催眠状態を利用しているビジネスは結構思い当たりますね。
私自身は催眠をフルに利用したいとは思いませんが、相手が使っているなと気づけるようにしたいです。

著者はこういう分野で失くしてはいけない倫理観のようなものを、きちんと保持しているように思えたので、抵抗感なく読めました。

posted by けん at 08:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 動く・寝る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

徹底図解 ロボットのしくみ

新星出版社 お勧め度☆☆☆☆

突然ロボットに興味が湧いたので、本を探してみたんですが、思ったより数が少なくてちょっとがっかりしました。今後 日本の飯のタネとして、かなり有力な分野だと思うんですけどねえ。

抜粋
・ロボットは3K仕事から人間を解放する
・日本での起源はからくり人形?
・パワードスーツなどは犯罪に使われる危険性も考える必要がある
・警備ロボットは今後有力
・ロボットだと気づかせない方が洗練されている





ホビーロボット(玩具)として
KHR-2HV(近藤科学)、i-SOBOT(タカラトミー)、EMA(セガトイズ)
が紹介されていました。すげー欲しいです。
タグ:ロボット
posted by けん at 19:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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