2009年12月08日

図解わかる 特許・実用新案―届出と手続きのしかた

発明学会監修 オススメ度☆☆

特許を取得するためのノウハウ本ではなく、パンフレットという印象。どうすれば審査に通るかなどの実務的な内容は希薄に感じられました。

抜粋
・発明とは頭で考えるのではなく、手で考えるもの
・経済法則や人為的な取り決めによって実現するものは特許にならない

・仮通常実施権・仮専用実施権というものを使えば、出願中(審査中)でもライセンスを他社に与えることが可能
・契約書に「契約金・ロイヤルティ返還をしない旨」を記載しておくと有利

・「発明(アイデアニーズ)説明会」というものがあり、企業の特許ニーズを知ることができる
・「身近なヒント発明展(主催:発明学会)」などのコンペもあり、賞をもらったり、企業にアピールしたりできる。

・国際的な特許を得るためにはPCT国際出願制度というものがある。

現在公表されている特許の検索はこちらから
http://www.inpit.go.jp/info/ipdl/service/


posted by けん at 11:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

テックランドとLAVIの違い

家電量販店のガリバー ヤマダ電機にはテックランドとLAVIという2つのブランドがあります。

ググって出てきたのは下記のQ&A
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3618958.html
テックランドは郊外型
LABIは都市の一等地である駅前という説明。

で 今日LABIに行ってきたのですが、LABIには日替わり目玉商品があり、テックランドにはそれがないとのこと。
「テックランドは目玉商品を出さなくても客が来るってことですか?」と聞いたら、笑ってお茶を濁されました。

テックランドは郊外型ゆえに競合が少ない。だから来る客だけ相手にしてれば商売が成り立つ。LABIは駅前ゆえに競争が激しく、値引き率の大きい目玉商品を出してでも顧客を集める必要があるってことなんでしょうか?

先日読んだ『お客様はえこひいきしなさい』にもありましたが、『ファン(優良顧客)はセールを利用しない。セールを利用する客は金の切れ目が縁の切れ目』っていうのは結構合ってると思うんですよね。

日替わり目玉商品買ってる人って、それ以外の商品をあまり買わないように思われ、ポイントカードがあるヤマダ電機なら それも分かってる気がするんですが、それでもやらざるを得ないのかなあ?

小売は門外漢なのでよく分かりませんが、データマイニング技術が発展すると、いろいろ小売の形態が変わってくるように思います。でも中にいないとイマイチ分かりづらいですねー。
posted by けん at 21:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スピード・ブランディング

鳥居祐一著 オススメ度☆☆

250頁ある割りにはちょっと内容が薄いかなという印象です。
タイトル・表紙から中身がイマイチよく分からないというのもマイナスでした。
会社ではなく自分をブランド化する、いわば「セルフ・ブランディング」について書かれています。ブログ・メルマガ・セミナー・出版等を通じて「自分を売る」方策が示されています。

・広告とは、信用のない人が他人の信用を買うもの
・ブランディングする時は、多分野をアピールして「この人はいったい何の専門家なのか」と思わせない
・メディアに露出するときは、どういう人達と一緒だとイメージアップになるのか? を考える(→目標とする人)

・90%に嫌われても、10%のファンを取りに行く
・出版部数を増やすため、アマゾンキャンペーン(期間限定の特典を出す)や、出版記念講演会で人脈作り、著名人の推薦文など、あらゆる方策を練る



posted by けん at 08:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

人とロボットの秘密

堀田純司著 オススメ度☆☆☆☆☆

表紙がマンガなのでロボット萌え〜的な本なのかなと思ったら、超真面目な本で驚かされました。
ロボット開発者だけでなく、哲学者・神経学者・経験論者など幅広い分野の学者の説を裏付けに話が展開され、ロボット開発は「人間を知る」言わば哲学的な行為だということが分かりました。

抜粋
【ここから】
人間は自分の行動を意識しているが、自分をそれへ決定する原因は知らぬゆえに、自分を自由だと信じているということを教えてくれる(スピノザ)

一般的には感情がまず起こって、つぎに情動という体の反応が生まれると考えられがちだが、実は逆。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しく思える。(アントニオ・R・ダマシオ)

肉体に対する心が人間を司っているのではなく、心も体も同じものの異なる表現でしかなく、自分の体の営みと、世界との相互作用のすべてが自分の意志である(スピノザ)

人間とは、思いもつかぬ速さで次々と継起し、たえず変化し、動き続けるさまざまな知覚の束あるいは集合に他ならぬ(デイビット・ヒューム)


・人間を運営し、そのふるまいを決定しているのは、体の中で様々なタスクを反射的に行なっている機能の集積。いわば各自が反射的にタスクをこなす無数の小人による集団の合議制。

人の個性とは体内の小人たちの結合のあり方であり、経験によって小人のあり方が変わり、意識のユニークさにつながる。
【ここまで、同じ内容の言い換えに近いですが、理解するのに非常に抵抗感を覚えると思われる概念なので羅列します。】


・キュービック・ニューラル・ネットワークとは階層的な抽象次元を自由に行き来して情報を扱う技術。情報がおかしくなり、違和感を感じ始めると、どんどん精密であっても適用範囲の狭い情報を捨てて制御するシステム。


・ロボットを人に似せるためには、「人間らしさとは何か?その原理」を見つけることが必要
・人間は弱い体を持っていて、怪我や死を恐れて生きているから人間らしい心を持つ
・ロボット開発のひとつの方向性:なにか単純なものを生み出して、それを環境の中において学習させる

・日本人がロボット好きなのは敗戦時の技術力への圧倒的な敗北感から?
・からくり人形の動力は、主にくじらのひげを使ったぜんまい

DNA解析もそうですが、ロボット開発も「人間を知ろう」という壮大な謎への挑戦につながっていると分かり、ますます興味が湧いてきました。


posted by けん at 18:54| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

現場力を鍛える

遠藤功著 お勧め度☆☆

例として挙げられている企業が余り好きではないというのもあってか、好意的に読めませんでした。ただし平易な文章なので、すらすら読めます。どうもMBAプログラムの時からそうですが、私はオペレーションという分野に興味を持てないみたいです...

抜粋
・コンサルティングで結果が出るのは、現場が当事者意識を持っているかどうか
・戦略とは所詮 仮説
・一部上場2002年度の決算を見るとニッチャーの利益率は業界リーダーよりも高い利益(11.4% vs 7.4%)
・「二律背反克服の精神」 通常両立が困難と思われる指標も何とか同時達成の方法を模索してみる
・本来やるべきではない業務を効率化しようとするほど非効率なことはない(ドラッカー)
・営業は失注報告書を書いて、プロセス改善に努める



posted by けん at 08:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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