2009年12月17日

ビジョナリー・カンパニー2- 飛躍の法則

ジェームズ・C・コリンズ著 オススメ度 不明

名著と言われている本書ですが、前作「ビジョナリー・カンパニー」に対する批判「良い本ではあるが、役には立たない」というのが、またしても当てはまってしまうのではないかと感じました。

扱っている対象があまりにも大き過ぎ 内容が一般論になり過ぎてしまって、「うんうん正論だよね。でもだからどうしたの?」という印象を持ってしまいました。

抜粋
・「自社が世界一になれる部分」「経済的な原動力になるもの」「情熱を持って取り組めるもの」の3点を満たす分野を時間をかけて見極める

・外部からのCEO招聘はマイナス
・CEOに必要なのは、個人としての謙虚さと、職業人としての意志の強さ

・最高の人材を集めれば、管理は必要ない。指針を与え、教え、導くだけで良い。
・最高の人材は最高の機会の追求にあて、最大の問題の解決にはあてない

・「自分の意見を言える」機会と「上司が意見を聞く」機会との間には天地の開きがある
・なすべきことより、してはならないこと、止めるべきことを重視する
・情報が不足していたために衰退した企業はほとんどない


posted by けん at 15:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

図解わかる 特許・実用新案―届出と手続きのしかた

発明学会監修 オススメ度☆☆

特許を取得するためのノウハウ本ではなく、パンフレットという印象。どうすれば審査に通るかなどの実務的な内容は希薄に感じられました。

抜粋
・発明とは頭で考えるのではなく、手で考えるもの
・経済法則や人為的な取り決めによって実現するものは特許にならない

・仮通常実施権・仮専用実施権というものを使えば、出願中(審査中)でもライセンスを他社に与えることが可能
・契約書に「契約金・ロイヤルティ返還をしない旨」を記載しておくと有利

・「発明(アイデアニーズ)説明会」というものがあり、企業の特許ニーズを知ることができる
・「身近なヒント発明展(主催:発明学会)」などのコンペもあり、賞をもらったり、企業にアピールしたりできる。

・国際的な特許を得るためにはPCT国際出願制度というものがある。

現在公表されている特許の検索はこちらから
http://www.inpit.go.jp/info/ipdl/service/


posted by けん at 11:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

「決断力」羽生善治

気になってはいたんですが、今更ながら読んで見ました。ベストセラー=良書とは限りませんが、これは中々ためになりました。
お薦め度☆☆☆

抜粋
・仕事に行き詰ったら整理整頓
・自分の調子がいい時は 相手に自由にやってもらい、その力を使って返し技をかける
・1時間以上考える時は迷っており、あまりいい結果は出ない
・プレッシャーはその人の持っている器に対してかかる
・勝負に一番影響するのは「怒」の感情
・お互いに日本語をしゃべっているから意思疎通が出来ているというのは錯覚
・自ら努力せずに、効率よくやろうとすると、身に付くことが少ない
・才能とは継続できる情熱


集中力が切れることが多い私には「ダイビングでゆっくり潜ぐるのと一緒で、一気に深い集中力には到達できない」という話は大変参考になりました。



posted by けん at 07:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

失敗学

最近失敗学の本をたまに見かけます。「失敗の本質」という本は、日本軍の太平洋戦争での敗戦の原因を詳細に研究したもので、経営学の参考書としても非常に有用と評価されています。

なぜ失敗学が大切なのか。これは、成功体験から学ぶことより、失敗体験から学ぶことの方が大きいからです。たまたまうまくいった経験を「俺は頭がいい。実力がある。」と過信して あぐらをかいていると、その成功の前に行なった準備さえしなくなり、連戦連敗につながります。

失敗は嫌なものなので、早く忘れようとか、隠そうという意識が働くのは自然なことですが、逆に失敗をポジティブに捉え、「この失敗からここを学んだ。今度はこうしよう、ここを改善しよう。」と考えることで、成功に近づいていくのだと思います。

管理職の人が陥りやすい「失敗」として、自分の成功体験に基づく思考・行動を部下にも強要するというものがあります。人によって成功に向かっての方策は様々であり、それは本人の得手不得手に大きく係わってくる部分です。

しかし自分はこれで失敗したという告白をしてくれる上司のアドバイスは、比較的受け入れられやすいと思います。成功への施策は人様々でも、失敗の原因は共通するものが多いからだと思います。

また 部下の失敗をこっぴどく叱る上司に対して、部下は失敗を隠そうという意識が働きます。結果 問題の根本原因が表面化せず、後で大問題に発展するという事態陥る危険が高くなります。

「失敗から学ぶ。」言い古された言葉ですが、「言うは易し 行なうは難し。」ですね。
posted by けん at 22:19| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

神田の古書店

神田の古書店が共同で所蔵本のデータベースをウェブで公開し、閲覧者が検索できるようにするとラジオで言っていた。
彼等にとって、ブックオフとアマゾンのマーケットプレイスは相当な手強い競合だと思うが、彼等のアドバンテージは何だろう。

ブックオフよりいい点として
・稀少本(絶版本等)がある。
・プロの店主と会話を楽しめる。

マーケットプレイスよりいい点として
・本を手にとれる。
・運送費がかからない。
・検索では引っかかりにくい本との出合いがある。
・古本屋の雰囲気が好きな人がいる。

などがある。
価格勝負ではまず勝ち目はないので、自ずからニッチマーケットを攻める戦略を取らざるを得ないだろう。その場合、オンライン注文を受けていいのかという問題がある。上記のアドバンテージを考えると、やはり客に店に来てもらわなければ強みを生かせないと思われる。

結論:BOOK TOWN KANDAではオンライン販売をすべきでない。

と私は思うが、いかがでしょう。
By 古本大好き
posted by けん at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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