2009年11月22日

60分間・企業ダントツ化プロジェクト

神田昌典著 お勧め度☆☆☆☆☆

主に中小企業が新規ビジネスを立ち上げる戦略が書かれていますが、これらのアドバイスは全てのビジネスマンが知っておいて損はない内容だと思います。具体例もきちんと盛り込まれているので、教科書的なマーケティング本よりも読みやすいです。

抜粋
・革新的なアイデアを得るためには、一時的に混乱状態を作り出す
・ワクワクしながら自ら進んで実行していくために、アイデアを出した人がオーナーシップを感じられるようにすること
・商品説明は「直感的に分かる、使いこなせる」を目指して
・絶対的価格が高くとも 感じる価値が高いと、その価格は正当化される
・この会社は自分にぴったりの会社なんだというコミュニティ意識を持たせる

・顧客を連れてくる顧客をターゲットにする
・できるだけ簡単な方に、できるだけ怠惰なほうに流れていくのが顧客
・ニーズとウォンツのどちらかが低い場合は上げる工夫を
・今は幸せな顧客に差し迫った必要性を感じさせるために、行動するメリットを感じさせる
・顧客の5%は文句を言う「嫌な客」。彼らの意見を参考に他の95%の満足度をアップさせる
・顧客は購買までに数ステップを踏む。次のステップに心理が動く前に営業マンが先走ると、購買欲求よりも購買抵抗が生まれる


こう論点だけ書くと納得感が少ないかも知れませんが、本にある具体例をあわせて読むと納得感が増すと思います。今後、何度か読み直したい本です。


posted by けん at 11:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

神田 昌典著 オススメ度:☆☆☆☆

5年以上前の本ですが、今更ながら読んでみました。「起業に必要なことがまとまって書かれている」という本ではありませんが、知っておくとためになるアドバイスがちりばめられているという印象です。

小説の形式をとっているので、読みやすく しかも頭に残りやすいという点が4点をつけた理由です。こういう形式での執筆は、とても手間のかかるものだと思います。アドバイスを羅列するタイプの本に比べ、数倍の時間がかけてあると思われます。

トピック
・ビジネスが成功するたびに、家族に不幸が訪れるのは偶然ではない
・一番信頼している社員に裏切られることも多い
・成長期にはその事業で得られる収益全体の80-85%が得られる
・衝動買いが出来ない価格帯の商品について顧客は45-60日悩む
・新規事業は顧客を100人獲得するまでが一番大変
・年商10億の壁が厚い
・最初は商品を無料で提供した方が早く、しかも安くビジネスが立ち上がる
・ベンチャーにとって粗利は重要(50〜60%は欲しい)
・成功し忙しくなることで将来の成長力を制限されることが多い
・最も良くないのは仏でも鬼でもない経営
・モチベーション教育は長続きしない
・ダメ社員は優秀な社員を駆逐する


タグ:4つ星
posted by けん at 11:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

頭のいい人が儲からない理由

坂本 桂一著 オススメ度☆☆

上から目線で偉そうな語り口のわりには、書いてあることが普通過ぎて萎えました。

抜粋
・やるならとことん。営業は粘り強く。
・製品がヒットしたら値段をあげろ。
・新聞は読むな。
・動く前に10時間、200時間考えろ。
・ベンチャーの社長(リーダー)と大きい会社のトップ(メタリーダー)の資質は異なる。


もちろん数々のベンチャーを創業された成功者であることに間違いはありませんが、この本を読んで得るところはほとんどありませんでした。この方の強みは考え方というより実行力だと感じました。


posted by けん at 20:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

中古テレビの輸出

ちょっと古いニュースですが「平成23年(西暦2011年)7月24日までに、地上アナログテレビ放送を終了し、地上デジタルテレビ放送へ完全移行する予定になっていますので、地上アナログテレビ放送が終了すると今のテレビだけでは、受信できなくなります。しかし、現在で使用中の地上アナログテレビ放送のテレビでも、地上デジタルテレ ビ放送用チューナーを取り付ければ、地上デジタルテレビ放送を受信することができます。」
新チューナーだけを買うか、いっそのことデジタルテレビを買うかという選択を2011年までに しなければ、テレビが見られなくなるということですね。デジタルテレビを買う人が多い場合は、まだ使えるアナログテレビが大量に余ります。当然 中古のアナログテレビを買おうという人は日本国内には非常に少なくなるでしょうから、需給悪化で価格の暴落が予想されます。
ただ同然でアナログテレビを引き取って、アジア各国に売るというビジネスは成り立つのでしょうか?
アジアでの販売価格−(日本での仕入れ値+包装費+輸送費+関税+倉庫代+諸経費)=利益
これが大きなプラスになればビジネスになるのですが、この諸経費がミソで いろいろ思わぬとことでコストがかかってくるんですよね。そして極めつけは競争相手が外国人(特に中国人)であること。彼らにコスト的に勝つのは ほとんど無理でしょう。ということでこのビジネスを思いつくのは簡単ですが、日本人がやるのはとても難しいでしょうね。
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2005年09月02日

板倉 雄一郎著「ベンチャーわれ倒産す」

板倉 雄一郎著「ベンチャーわれ倒産す」
古本屋で100円だったので買ってみました。アマゾンによると「社長失格」の方がいいという方もいましたが、「社長失格」を読んでいない私は十分楽しめました。
ベンチャーで成功している人でも、その成功要因を正確に把握するのは難しい。一方、失敗した人でも 失敗原因を客観的に考えることができれば非常に有益な教訓が得られると思います。近年「失敗学」が多くの著作で取り上げられているのもいい傾向ですよね。
本書では私がBabson MBAで学んだベンチャー企業の典型的な失敗要因である「資金繰りの行き詰まり」「起業家から経営者への転換に失敗」「起業家の真の目的の取り違え」「マイクロソフトとの戦い」等が生々しいケースと共に説明されています。経営では「ああ、これはあの時の…と似ている」という経験則が非常に役に立つことが多いといわれます。他人の経験を学ぶことにより、自分がそういう気づきが出来るようになるというのは、とてもありがたいことだと思います。
板倉 雄一郎さんのブログはここで読めます。
板倉 雄一郎事務所
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