2005年10月29日

個人情報保護

近年、IT業界で個人情報の流出事件が相次いでいます。流出が直接 金銭的被害に結びつくものとして、クレジットカード番号、キャッシュカードの暗証番号、借金残高の情報などがあります。
他に精神的、時間的被害に結びつくものとして、住所、電話番号、メルアド、購買行動、病歴、職業、アンケートに対する回答などの情報があります。これらの情報は、大量のDM、迷惑メール、ストーカー行為、ゆすり・たかり等に結びつく可能性があります。
もちろん業者側は様々な手段を使って これらの情報を集める訳ですが、彼らは 情報の入手コストと その情報から得られる利益の差を常に考えています。利益が大きければ ある程度のコストをかけて、金銭・情報をエサに個人情報を集めることも出来ます。(例として小売店のポイントカード、登録制のウェブサイトなどが挙げられます。)個人情報リストの売買を専門にしているブローカーもいますし、彼らの数は増える一方でしょう。
我々は個人情報を出すときに、それによってどんな利益とコストがかかるのかを常に考えて行動すべきだと思います。情報は無料ではありません。我々も情報を出すときは、それを市場で売っているのだという意識を持つことによって、ある程度 安易な行動の歯止めになるかと思います。
個人的に一番怖いなと思っているのは、人間関係情報の流通です。「AとBは影で付き合っている。」「CとDは実は仲が悪い。」「EはFの秘密を握っている。」といった情報が、ITによって集積され、それが流出すると精神的ショックは非常に大きなものとなると思います。これは芸能人が昔から悩まされてきた問題が、一般人にも降りかかってくるということだと思います。
現在SNS(Social Network Site)といわれるウェブサイトの人気が高まっていますが、これは その人間関係情報データ蓄積・整理の始まりだと思います。くれぐれも大事な情報を漏らさないようにして下さい。
posted by けん at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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