2009年10月11日

ジッド「田園交響楽」

学生時代は文学をよく読んでいましたが、社会人になって とんと読まなくなりました。部屋の整理をしていて出てきた一冊。

読んでも全く心に響いてきません。心に余裕がないということなのでしょうか? かろうじて心に留まったのは100ページ中で次の一文だけ。

「私は、人々が却って幸福の結果にしか過ぎぬものによって幸福を得ようとし、みすみす幸福を危うくしていることをよく承知している。」

posted by けん at 17:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 触れ合う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

神田 昌典著 オススメ度:☆☆☆☆

5年以上前の本ですが、今更ながら読んでみました。「起業に必要なことがまとまって書かれている」という本ではありませんが、知っておくとためになるアドバイスがちりばめられているという印象です。

小説の形式をとっているので、読みやすく しかも頭に残りやすいという点が4点をつけた理由です。こういう形式での執筆は、とても手間のかかるものだと思います。アドバイスを羅列するタイプの本に比べ、数倍の時間がかけてあると思われます。

トピック
・ビジネスが成功するたびに、家族に不幸が訪れるのは偶然ではない
・一番信頼している社員に裏切られることも多い
・成長期にはその事業で得られる収益全体の80-85%が得られる
・衝動買いが出来ない価格帯の商品について顧客は45-60日悩む
・新規事業は顧客を100人獲得するまでが一番大変
・年商10億の壁が厚い
・最初は商品を無料で提供した方が早く、しかも安くビジネスが立ち上がる
・ベンチャーにとって粗利は重要(50〜60%は欲しい)
・成功し忙しくなることで将来の成長力を制限されることが多い
・最も良くないのは仏でも鬼でもない経営
・モチベーション教育は長続きしない
・ダメ社員は優秀な社員を駆逐する


ラベル:4つ星
posted by けん at 11:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

「言いにくいこと」を上手く伝える交渉術

福田 健著 オススメ度☆☆

交渉術というよりはコミュニケーション術といった印象。なるほど著者は「話し方研究所」所長。

抜粋

・「人の力を借りる」から「人を活かす」へ
・あなたにしか頼めないと伝える
・感謝→侘び→NO→理由説明→代案
・怒るのではなく、理由を聞く
・欠点を注意するときは長所を強調
・疑問を投げかけ、相手に問題点を気づかせる
・絶体絶命の時には取り乱してもいい



posted by けん at 16:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカで百戦錬磨の日本人弁護士が教える「負けない交渉術」

大橋 弘昌著 オススメ度☆☆☆

アドバイスの大部分は的確。全てのイシューに具体例をつけて解説している点はかなり好印象(時間かかってそう)。交渉術を始めて学ぶ方にとっては読みやすいと思います。

疑問点
・アドバイスがまとまって頭に入るように、もう少し構成をいじれたのでは?
・「よい警官、悪い警官」は書かれているほど簡単ではないと思う。

抜粋
・友人には譲歩しがち、交渉相手とは友人と同じように接する
・ハードな相手にはハードに、ソフトな相手にはソフトに
・相手に勝った気分になってもらうのが大事
・相手の人格は切り離す
・最初のオファーは相手に
・交渉に時間を使えば使うほど、その取引を成立させたくなる



ラベル:交渉術
posted by けん at 15:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

インターネットはからっぽの洞窟

クリフォード・ストール著 オススメ度☆☆☆

Windows95が世に出た1995年の著作。インターネットが万能だと思っていた人たちへの警鐘。

これを今読んで、随分予想が外れてばっかりだなあとも読めるし、良くこれだけ見事に外したなあとも読める。私は後者。指摘されているインターネットの懸念点は、現在さまざまなサービスによってクリアされているが、こういう考え方があったからこそ実現したとも考えられる。

「現在不満・不便に思っているが甘んじている/どうすれば改善するのか分からない」というものを解決することによって、顧客を満足させビジネスを成功させることが出来る。読んでいると、これはGoogle、これはAmazon、これはOKWave...と実現したサービスがぴったりとはまるのが面白い。この著者は起業のタネ(不満・懸念点)を考えさせたら天下一品かもしれない。

外れていない予想は普遍的とも言えるもので、
・インターネットはどこまでいっても現実社会を超えることはない
・コンピューターの要求する論理的パターンで考えるということは、デジタル的な概念で物事をとらえるということだから、そういう論理パターンに慣れてしまうと、他の概念で思考できなくなってしまう。
・資料は、情報の量や質の観点からではなく、利用の簡便性によって選択される傾向がある(著者による引用)

など。これらはネットと付き合う上で、たまに思い出さなくてはいけない内容だと思う。

いまだにAmazonで新品が買えるのも驚き。

ラベル:書評 IT
posted by けん at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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