2005年09月29日

メモ術

仕事が出来る人の中にはメモ魔といわれている人たちがいる。一方、「せっかく思いついても、すぐ忘れてしまう。」「後でまとめて書くからいいやと思って忘れてしまう」ということは 誰にでも経験のあることだと思います。でも 一日ひとつメモを取り忘れただけで、一年で365個のアイデアをなくしたことになってしまいます。
メモを取らなくても 後で思い出せることもあります。しかし 努力せずに思い出せればいいのですが、思い出そうとして頭をひねり時間を無駄にしてしまうことは できれば避けたいものです。
ではどういった仕掛けが可能か? ということですが、単純なことです。「常にペンと紙を身に着ける」たった これだけを心掛けるだけでも、随分違ってくると思います。書くものがないばっかりに、「後で書くからいいや」になってしまいがちです。
もう一つ、「ものを読むときに常にペンを持つ習慣をつける」ということです。新聞・雑誌・専門書・パンフレット・小説、どんなものでも読むときには ペンを持ち、見直したい箇所には線を引き、思いついたアイデアはそこに書いてしまう。本を汚したくないという方も多いと思いますが、これは出来れば吹っ切ることをお勧めします。高額の絶版本でもない限り、本を汚さないことのメリットはあまりないと思います。古本屋に売れなくなることを心配される方は、ポストイットをお勧めします。
でも歩いている途中など、どうしてもメモを書きにくい状況もあると思います。これを解決するためには、ボイスレコーダーを携帯するというワザがあります。歩きながら携帯電話で話をする人がいるのだから、ボイスレコーダーに話しかけながら 歩く人がいてもいいと思います。
最後に、これらのメモを集める作業は非常に重要です。せっかくメモをとっても、それが分散して どこにあるのか分からなくなってしまえば、書いていないのと一緒になります。一日最低一回はメモの棚卸を行いましょう。この際に、いつも同じ場所に集める癖をつけることが大事です。
メモには 大きく分けて、しなければならないこと(To Do)と思いついたこと(アイデア)があると思います。To Doをメモ蓄積ノートの最初から、アイデアはノートの最後から書いていけば、いつも1冊にまとまります。パソコンであれば、To DoをMicrosoft Outlookなどにまとめる、アイデアはFreeMindなどのソフトウェアを使ってマインドマップにする、などの方法が考えられます。
To Doはさらに期日と重要性を加え、スケジュールを立てる。アイデアは1週間後に一度、1ヶ月後にもう一度、一年後にもう一度 見直すことによって、考えが広がっていくと思います。
以上は、あくまで私の方法であって、いろいろなアレンジが考えられると思います。皆さんのお勧めの方法があれば、是非、コメントして下さい。
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2005年09月27日

重要なことを最優先する

タイムマネージメントを考える上で、とても分かりやすいマトリクスがあります。やるべき事を@緊急かつ重要な事、A緊急ではないが重要な事、B緊急だが重要度の低い事、C緊急でも重要でもない事。の4つに分けるのです。
ここでCを先にやる人は まずいないだろうと思うかもしれませんが、人はおかしなもので 重要なことが目前に迫っていながら、それを避けるためにCをやってしまうということがあります。例えば 試験勉強の前に、まずリラックスしようとしてゲームを長々とやってしまう。海外旅行の支度をしなければいけないのに、昔の旅行のビデオテープが見つかって 見入ってしまう などです。
人は弱いもので、面倒なことは避けよう、 後回しにしようと思いがちです。これを断ち切るためには 当たり前のようですが、きちんとしたスケジュール作りと それを達成したときの「御褒美」を用意することが必要です。スケジュールを立てるためには、まずやるべき事をリストにすることです。もちろんやるべき事は、毎日増えますから 毎日整理することが必要です。
ここでオススメなのがパソコンソフトです。スケジュール管理ソフトはいろいろ ありますが、よく知られているものとしてMicrosoft Outlookがあります。このソフトの機能に「仕事」というものがあります。これでやるべき仕事をリストアップし、重要度と期日を記入します。その後、@、A、Bの順番で仕事を「スケジュール」にドラッグ&ドロップします。やる気を引き出すためにAの後には、食事、お菓子、テレビ、昼寝、簡単な仕事 など御褒美を用意しましょう。
これが終わったあとに、Cを入れる空きのある人は そのまま入れるのではなく、他にそれよりも重要な仕事がないか、もう一度確かめてみましょう。この時点で、もうCを入れる余地のなくなった人は、Cをするのをあきらめましょう。あなたは「緊急でも重要でもない事」を本当にする必要がありますか? それよりも重要な仕事を全て片付けて、大事なプライベートに時間を割きましょう。余裕のある仕事をしている幸せな人はCを入れてスケジュール作成完了です。
さて これからスケジュールに沿って仕事をやっていくのですが、初めはうまくいかなくて 当たり前です。おそらく ほとんどの人が、それぞれの仕事をこなすのに スケジュールに組んだ時間よりも長くかかってしまうでしょう。しかし 今までもそうだったのです。我慢して続けていけば、自分がどんな仕事を どのくらいの時間でできるかの目安がつくようになります。そのうち 同じ仕事でも要領を覚えて 短時間で出来るようになり、人から仕事が速いとほめられ ますますやる気が出るようになれば しめたものです。
以上のことは、当たり前のことであって「何を今更、それができりゃあ誰も苦労しないよ。」と思う人も多いと思いますが、ことタイムマネジメントに関しては ウルトラCはなく、ひたすら王道を地道に歩む人がコツをつかんでいくものだと思います。かく言う私もまだまだ始めたばかりの 修行の身です。
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2005年09月19日

マイク・ネルソン著「頭のいい人の片付け方」

マイク・ネルソン著「頭のいい人の片付け方」
私は整理術の本を幾冊か読んでいますが、非常に良い本だと推薦できます。テクニックだけでなく、そもそも何故散らかってしまうのかという根源的な問題をきちんと説明してあります。いわく、
・ごちゃごちゃ問題は、単に「散らかしてしまう」ということではなく、人が抱えている心の問題そのものだからだ。

以下、印象に残った文章を、引用させていただきます。
≪散らかし屋にはプライドがある≫
・散らかし屋は、普通の人々よりも知性や想像力を持っているものなのだから。
・散らかし屋のほとんどは「風変わり」とか「変わっている」と、周囲から認めてもらいたがっている。
・誰もが、恐怖心に駆られ、何とかそれを追い出そうとして、散らかしてしまうのだ。上司、親、同僚たち。「○○しなさい」とあなたに言う全員が、その原因を作っているといっていい。

≪散らかし屋は完璧主義だ≫
・完璧主義は仕事を遅らせ、人をぐずぐずさせてしまうからだ。15分間もあれば出来るような書類整理に、何時間もついやしてしまったことがないだろうか。
・完璧なものなど、どこにもない。この整理術は、その中で最善へと一歩でも近づくためのものだ。

≪人生を変えるというくらいの決意を≫
・整理整頓は、自由を否定するものだと思い込んできてしまったのだ。
・問題は、私たちが後ろ向きに自分を見つめていること、問題の原因が心の中にあると気づいていないこと、過去のせいにしてしまっていること、そして正体の分からない不安を持ち続けているということなのだ。
・信念と恐怖心は同居することができない。だからまずは、自分自身をしっかりと信じてやらなくてはならない。
・必要なのは「整理法を変える」という意識ではなく、「人生を変える」という意識。

≪整理する前の心構え≫
・書類というのは、一度見てしまったら八割がた必要なくなる。
・どこから手を着けるか考えていたのでは、結局いつまで経っても手など着けないからだ。
・自分にこう質問してみよう。「この山をぜんぶ燃やしてしまったら、誰が困るだろう?」
・問題の解決には「もしかして、これには価値があるかもしれないから残しておかなければならないのでは・・・」という第六感を忘れてしまうことが必要。

≪整理するテクニック≫
・選択肢をせばめれば、すばやい決断を下すことができる。
・人からのメールは、不要な分を削り、要点を太字にしたり色を変えたりして、必要なものだけを残そう。
・上に載っているものをぜんぶ床の上に降ろしてしまう。それから洋服、書類、筆記用具、と分類し、あるべき場所へと戻していくのだ。
・整理のコツは、古い順にやっていくこと。というのは、古いものほど必要ないことが多いからだ。
・もしも時間のかかる仕事を任されたときはそれを短いいくつものセクションに分け、ひとつひとつを終わらせていこう。

引用終わり。
単なる整理テクニックの紹介ではなく、人生を明るく変えるヒントがたくさんあります。仕事の段取り力などのテクニックものっています。オススメ


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2005年09月17日

ベルサイユ宮殿をレンタル

この6月、ヨーロッパを1ヶ月旅行しました。その間 パリ郊外のベルサイユ宮殿にも行きました。宮殿そのものよりも、庭園が広大で素晴らしかったです。天気も良かったし、休日だったので 噴水も動いていました。
入場料もまあまあ高いのですが(宮殿&庭園、7.5+6 = 13.5ユーロ)、それなりの値打ちはあると思いました。でも私はこの体験を一番楽しむためにはどうすればいいか考えました。そしてベルサイユ宮殿を一日借り切ったと思えばいいんだと思いつきました。もちろん本当の貸切ではありませんから、他の観光客もたくさんいます。でももし本当に一人であの広大な庭園にいたら寂寥感で思い切り楽しめないと思います。だから他の観光客にまた貸ししていると考えればいいのです。維持費も固定資産税も気にせず、13.5ユーロで一日自分のものです。おおウルトラバリューですね。
という話を人にしたら、「妄想癖があるんですね。」と言われました。ううん、違うんだって。人生 気の持ちようで、(それが人に害を与えない限りは)いくらでも幸福感を味わえるんですよ。ポジティブシンキングはビジネスでは必須だと思います。それはネガティブなことに目をつぶることではありません。ネガティブなことをチャレンジと考え、それを乗り越える事で 自分が成長することを幸せに感じ、それが間接的に物理的豊かさにつながるということなんだと思います。
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2005年09月15日

これでいいのか最近の金融機関

あらゆるメディアで非常に頻繁に消費者金融の広告が目に入ります。消費者金融は日常化して いまや生活の一部になっています。いまだにネガティブなイメージを持っている人も多いですが、若者を中心に消費者金融にそれほど拒否反応を示さず、気軽に手を出す人が増えてきていると思います。広告戦略としては 高い効果を挙げていると言えるでしょう。
そして最近 その広告に大手銀行の名前が堂々と出てきます。消費者金融の宣伝を行ってブランドイメージに傷がつくマイナスより、積極的にアピールして高い金利をぼったくるプラスのほうが大きいのでしょう。

しかし 今日いくらなんでも あまりに無節操ではないかという事例を見つけました。私はある銀行の口座を持っており そこからDMが来たんですが、詐欺スレスレというか 限りなく黒に近い灰色と思える文面がありました。以下、引用です
「何の運用もしていないお金が500万円ほどあったので「お試し外貨」のニュージーランドに500万円そっくり預けました。外貨預金は初めてだったのでちょっと心配だったのですが、何もしなければ始まらないので思い切って挑戦しました。
1ヵ月が経過しましたが日本円に戻すにはあまり良い時期ではなかったので、さらに約半月様子を見て日本円に換えた時は約10万円の利益となりました。遊ばしていたお金が1ヶ月ちょっとで10万円も稼ぎ出してくれて満足しています。(50代男性)」(ここまで引用)下の表にはニュージーランド ドル1ヶ月もの 金利 最大年15%(税引後 年12%)と書いてあります。

これを読んで、みなさんはどのように感じましたか? 「この低金利下で年15%なんて素晴らしい」と思った人は、かなり危ないです。「外貨預金だからリスクも高そうだけど、為替レート変動が15%以内なら儲かるのではないか」と思った人も、危ないです。私は「なんだ、このチェーンメールみたいな詐欺文面は!」と感じました。
注意しなければならない点は、1)外貨預金なので、ニュージーランドドル(NZD)が下落すれば、元本割れが発生する。2)15%という金利はキャンペーン金利と言われるもので、最初の1ヶ月しか適用されず 2ヶ月目からは通常金利2.5%(9月14日現在)に下がる。3)途中解約は出来ず、1ヶ月満期のものなら 1ヶ月ごとにしか解約出来ない。4)外貨預金を始めるときにはTTSレート(通常レート+1円)でNZDを買い、外貨預金を解約して円に戻すときにはTTBレート(通常レート−1円)が適用されるので、往復2円の為替手数料が取られる。という4点です。

これらを考慮すると、DMの事例にある約10万円の利益というのは全て為替益であることが分かります。1ヶ月のキャンペーン金利で稼げる利子は全て為替手数料で消え、更にマイナスになります。これらの注意事項は このDMの裏に 例によって小さな字で書いてあります。いわく「1ヶ月だけ運用した場合で為替の変動がなかった場合、TTSとTTBの差により元本割れとなりますのでご注意下さい」ということです。DMのレイアウトから考えて、この記載に気づく人は それほど多くないと思います。別の場所に小さい字でごちゃごちゃと書いてあり、普通は読む気になれません。
しかも通常金利が現在2.5%であることは、このDMに全く記載がありません。もちろん15%という高金利に比べ、笑えるくらいに低いからでしょう。さらに文面を普通に読むと 1ヶ月半後に外貨預金を解約したように思えますが、実際には前述の通り 中途解約は出来ません。つまり外貨預金を始めて1ヵ月後に解約し、ニュージーランドドルを普通預金に切り替えて、半月後に円に両替したというケースなのです(電話で確認しました)。これも 定期預金の高金利を享受しながら、為替レートが動いたら自由に両替できるという幻想を抱かせるトリックに思えます。

以下、簡単な計算をして見ます。
(9月14日現在の為替レート:1 NZD =78.18円、これを中値と呼びます)
500万円÷(78.18+1)=63,147.26NZD(円をNZDに両替)
63,147.26NZD×(1+0.12÷12)=63,778.73 NZD(NZDで金利が1%だけ(年12%の12分の1)もらえる)
63,778.73 NZD×(78.18-1) =4,922,442(NZDを円に両替)
4,922,442-500万円=-77,558
ということで、もし為替レートが変わらなければ、約10万円の利益の代わりに7万7千円以上の損をこうむる事になります。では50代男性はどうして約10万円の利益を得たかというと
5,100,000円÷63,778.73 NZD=79.96(TTSレート)
79.96+1=80.96(中値)
80.96÷78.18=1.03556(中値の変化)
つまり円をNZDに両替した日(外貨預金を始めた日)から、NZDを円に両替した日までに(1ヵ月半で)、ニュージーランドドルが3.56%も円に対して値上がりしたからなんです。50代男性さんはよっぽど運がいいか、為替レートを読む達人なのでしょう。
しかし 約10万円の利益と15%という高い金利を並べて書けば、おそらくほとんどの人が「金利が高いから儲かったんだ」と錯覚すると思います。これがこの銀行の狙いなのでしょう。金融知識のあまりない顧客を狙った非常に悪質な宣伝だと思います。
こんな詐欺まがいのDMを放置している金融庁ってどうなんでしょう?
posted by けん at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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